最高品質授業
- 子供達と一緒になって、合格へと走る授業。
- 正しい命の燃やし方を背中で、見せる授業。
- 生徒と教師の枠を越え、純粋に人として1人ひとりと、向き合う授業。
- 集団の士気を確かめる方法は、「気合」だけでない。「笑い」もその1つ。笑顔あふれる授業。
- 15歳の春、最後に最高の笑顔が見たいから。歓喜の一瞬のために、信じて求める授業。
※きめ細かい指導をするため、新鋭塾では定員制を導入しています。
※Open Class(無料体験授業)のお問い合わせは、電話(043-275-0102)にて承っております。
授業方針
1. 集団から学ぶこと
そうですね。確かに昨今の学習塾はどこまでやるんだというくらいサービスを行ってくれますが、その全てが正しいとは思いません。
私たちも含め学習塾が研究に研究を重ね、前に出れば出るほど、子ども達の自ら考える機会や、あらゆる選択肢を奪っているという事実は否めません。
社会問題にもなっている若者の行動力の無さを作りだしている一因であるとまで考えています。そんな現実の中で、私たちは極力、子ども達の自由な発想や発言を尊重し、最終決定を子ども自身にゆだねるように心がけています。これは、マンツーマン指導では、実現出来ない点だと思います。
高校時代の部活動、苦しいこともあったが仲間がいたから乗り越えることができたというような言葉をよく耳にします。
頑張ると認めてもらえる環境の中で、仲間と競い合いながら、同じ目標へ向かって走ることでクラスはチームになります。
チーム一丸で頑張ることは、1人では決して味わうことのできない様々な感情や経験との出会いを可能にしてくれます。
「自分だけ出来なくて悔しい!」とか「〇〇君だけには、負けたくない!」とか…。その1つひとつの感情を、自分が楽しむため、自分が伸びるためのツールにしちゃえばいいと思うんです。そんな環境の中で、お互いに切磋琢磨していけることこそ集団で学ぶことの最大の良さだと考えています。
マンツーマンの個別指導であろうと、集団授業であろうと、受け持った生徒全員を分からせて帰すのが基本です。
たとえ1クラス30名以上の公教育の現場であろうと、教師はその基本ベースを崩すべきではないと思います。
授業を受けてくれた全員に、伝えたい教科知識を理解させるという点でいえば、集団授業は個別指導と比べ、教師側からすると圧倒的に難しいものです。
母数が多いからという単純な規模という問題ではなく、話を進めるテンポや間、目線や指示出しなど様々な要素があります。
そんな集団授業だからこそ、これでもかというくらい純粋に〝分かりやすい授業〟を追い求めて、熱くなれるのかもしれません。
しかし、得意教科もあれば苦手教科もある生徒全員を、1つの説明で完璧に理解されるという領域には、まだまだ手が届いていないというのが現実です。
だからこそ、問題演習の時間は教室内を走り回って1人ひとりの解法、解答を見回ります。
それでもカバーしきれないところは授業後に個別で教えて、分かってもらってから帰すようにしています。
ですので、学習塾における個別指導も集団授業も、この段階までは大差はありません。
個別がダメとか、集団が良いとかって話ではないのですが、この先には大きな差ができるポイントがあります。
それは、家庭学習です。多くの場合、「どのくらいの量か、時間か。」という話になりがちですが、私はここをさほど問題視していません。
大切なのは、「どんな気持ちでやっているか」です。久しぶりに部活動も休み、天気は澄み切った青空の晴天、そんなせっかくの休日に大量の宿題を朝から晩まで、大人の一方的なエゴで嫌々やらされていては、さらに勉強が嫌いになっていきますし、当然成績は伸びません。へたしたら、グレます(笑)。
家の中がやけに静かだなと、子どもに目をやると、塾のカバンからプリントを取り出しコツコツと学習に励んでいる。
話を聞いてみると、「今度塾でテストがあるからいい点取りたいんだ!」なんて、言い出す家庭学習が理想だと思うんです。
このような理想的な家庭学習は、難しい論理でなく、人と人との信頼関係の中にしか生じません。
お子様が信頼を寄せる魅力的な教師から、求められたときに初めて子ども達の心が動きます。
個別であれ、集団であれ、公教育であれ、お子様自身が気に入る教師との出会いが大切であり、かけがえのないものになります。
2. 新鋭塾が提供するもの
教育業は第三次産業(サービス業)であり、中でも学習塾は、大変抽象的なものを提供している業種であると私は捉えています。自習室という形で学習環境を提供する塾があれば、大量の宿題を出し強制することで学習習慣を提供しているのだといった、面白い塾もあります(笑)。とにかく、提供しているサービスには塾ごとの色があります。
新鋭塾では何を提供しているか?という質問に対しては、必ずこう答えています。私たちは授業という商品を提供していますと。
ラーメン屋さんであれば、中華丼でも、マーボー豆腐でもなく、当然ラーメンで勝負をする。これと同じです。
塾において提供すべき最も大切なものは、紛れもなく授業です。ろくな研修も行わずアルバイトに任せていいものでは決してありません。
新鋭塾では週1回~2回の新たな教授視点を与える授業研修や、毎日の個人練習を必ず行い、ワンチャンスの授業に懸けています。そのため、教師から子ども達へ自然と必死さが伝播し、生徒1人ひとりの心を熱くしています。
もちろん教材やテストなど、千葉県公立入試や地域の定期テストを独自に研究し、すべてオリジナルで作成し提供しておりますが、基本的には授業を提供しているという軸は変わりません。
あれこれセットにして、これだけセットでこのお値段なら安いでしょって通販番組でよくありますが、そういうセット商品に限って質が低いと思うんですよ。
まわりに付随した付加価値に翻弄されて、本当に欲しかったはずの商品の質を一時的に軽視してしまい購入する。
しかし、すぐに壊れたりして押入れの中にしまっちゃう何てことないですか?
繰り返しになりますが私たちは、1つの塾として最高品質の授業を提供することを軸としています。
ですので、基本的に教材(プリント)は、授業を円滑に行い、時間対効果を高めるための1つのツールと考えています。
数年分の定期テストの過去問をベースに、解きやすいレイアウトや解説の分かりやすさにこだわって、数時間かけて作成したプリントを今日も生徒達は夢中になって解いてくれました。たったのプリント1枚も〝授業〟に含まれる以上、一切の妥協もありません。
はい。こちらに関しては、授業へ対する情熱とは逆に目まぐるしく、変化をしています。
変化というのは、正しいかどうかやってみないと分からない部分があるので、今年度は様々な事に思い切って挑戦しています。
小5~中3全体で行われる新鋭Baseテストの決行、小学生コースにおける英語の必修化、教室の増設、月額授業料の値下げなどを行いました。
この先も様々な計画がありますが、計画段階なので全てをお話することはできませんが、どれもこれも今より良くなるという自信があります。その仮定が証明されていくことが楽しみです。
運営面での意識で変化させた点は、No routineをコンセプトにあえて習慣づけさせることを止め、マンネリを防ぐと同時に〝やるときはやる姿勢を作る〟取り組みです。
集中力や注意力が低下した状態でのマンネリ学習は、成績向上を第一目標とする学習塾において逆効果だという発想です。
具体的には、開校以来続けてきた小学生コースでの毎週の漢字テストの廃止や、毎週出される自習用プリントを家庭でやってくるともらえるスタンプ制度の廃止などです。
本音を言えば、そのままの方が社員の負担も減られますし、楽なんです。
しかしリスクを負って思い切って不必要と決断しBreak and builtすることで、今までにない新たなものが生まれます。実際に生まれています。何より子ども達も、教師もワクワク、ドキドキするんです。そんな感覚が純粋に好きなのかもしれません。
3. 高校入試の位置付け
新鋭塾の教師が受験した訳ではないので、すばらしい結果を残してくれたのは子ども達です。
私達がしたことは、熱いトークで子ども達の気持ちを奮い立たせ、受験テクニックを理解させて帰す。
この繰り返しを徹底しているだけです。当然ながら家庭の中までは、付きっきりで指導する訳にはいきません。
帰宅後に〝やるぞ〟って決断するのは、いつも子ども達自身です。さらに、新鋭塾では自習室がありませんので、塾にいる時間と比べ、圧倒的に家庭にいる時間が長いんです。
そんな中で成績が向上するのは、やはり子ども達が頑張っているんです。
特にこれと言ってお決まりのパターンみたいなのはないんですよ。
〝高校受験で、この先の人生が決まってしまう。もし良い学校に行けなかったら、良い会社に就職ができず、いい人生にならない。〟って考え方がナンセンスだと僕は思っていますね。
少なくともウチの生徒達は、そんなふうに受験というものを、捉えてはいません。
高校生になれるか分からないって不安を抱えながらも、楽しそうに、前向きに、笑顔で、とにかく第一志望校に受かりたくてガムシャラに頑張っています。
〝15歳の春、高校入試、生まれて初めての社会への挑戦。当然、勝つ方に賭ける。〟
そんな思いが、自然と伝わっていると思います。できる自分に賭けて全力で走るって姿勢が、僕は好きですね。
大学卒業して、22歳で起業しちゃうのも、それだと思います。夢を本気で追って全力疾走してる教師って珍しいのかもしれないですね。
勉強しないことで、ここ3年間は1度も叱ったり、怒ったりしてないですね。授業中に泣いたことはありますけどね。(笑)
僕の場合、怒りよりも自分に対する不甲斐なさの方が先なんですよね。
基本的にベクトルの対象が、自分に向き過ぎる傾向があります。しかし、無駄に悩んだり、落ち込んだりすることはないです。次の作戦を考えます。
昔からこれなので、子どものころは先生に叱られても、その場は反省するんですけど、すぐ次の作戦を決行するんです。
学校の先生は、手を焼いたと思いますよ。(笑)
不思議と落としてしまった生徒の方が強く印象に残っています。4年前、私が前の塾に勤めていた頃です。
めちゃめちゃ頑張り屋さんの彼は、第一志望校を目指して偏差値を10近く伸ばしました。
彼は、受験直前に右腕の骨を折ってしまい、左手で受験したんです。結果は、不合格。校舎の片隅で1人落ち込んでいました。
私は、その子になんて声をかけたらいいか分からず、「よく頑張ったな。偏差値あんなに上がったんだから、すごいよ。」ってどうにか慰めたくて言ってしまったんです。
その子は、こう答えました。「受からなかったら意味ない。」その言葉は、受験期の子どもを鼓舞するため、私が言っていた言葉そのままでした。
私は、言葉を失いました。
ここまで、自分を信じて付いてきてくれた子に何て事を言わせてしまったんだと。
彼の心に寄り添ってやることもできず、ただ、その子のとなりにいることしかできませんでした。
〝もう2度と繰り返したくない〟この経験が今の僕を突き動かしていますね。
4. 新鋭塾の真価
出来ることなら、誰も落としたくない。〟この言葉の中に全ての答えがあります。
受験でも夢でも、強い意志の向かう先には、必ず道が開けると信じています。
ただ、落としたくないというこちら側の一方的な思いで、受験校を無理に下げさせたくはありません。
それぞれが純粋に行きたいって思う高校を受験すると決心して、必死で走った先に合格という結果があれば何よりです。
もし、それが叶わなくとも必ず道が開けます。
学習塾にとって夢の数字である第一志望校合格率90%以上を達成することが今の目標で、その過程で確かな学力を定着させることが使命だと思っています。
歓喜の瞬間に立ち会えることですね。共に走ってきた日々とは、比べものにならないほど一瞬なんですが、最高ですね。
それと、卒業していった生徒たちが、遊びに来てくれるのは、やっぱり嬉しいです。
もし、イヤイヤで塾に通って、勉強していたとしたら来ませんよね。「俺、大学受験で乾を越えるわー。」って挑戦状を叩きつけてくるヤツがいたりもします(笑)そんなとき、〝出会った意味のある教師になれているのかな〟って感じますね。
少なくとも新鋭塾をつくって良かったなとは、感じていますね。